のんべえの会主催『日本横断歩行』
1985年から1989年まで 5年間にわたり開催しました 歩中仲間で 何か新しい行事をしたい という希望が出て 長距離歩行をしようと、考えていました ただし何処を歩くかが大問題! |
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琵琶湖一周とか浜名湖、小豆島、と言った湖や島を一周するもの 四国縦断、九州横断、という横切りパターン 伊勢まで歩講のような巡礼もの 色々なパターンが有るけれど どーせやるならでっかい名前をつけてやれ と、言うことで日本横断に決定!! 気持ちだけ先行して やる気は有るけど・・・ と、ゆう感じ |
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瀬戸内から山陰を抜けるっていうのも有るし、名古屋から金沢へという旧国鉄バスの名金線を歩くというのは、日程的にみんな仕事があるので不可能 そこで思いついたのが 本州を輪切りにして一番短い距離の所を結んで見たら・・・ということでした 桑名から敦賀へ 太平洋から日本海へ キャッチフレーズが先ず完成 |
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正確に言うと伊勢湾(しかも揖斐川の河口になるのですが)から 敦賀湾へ至るコースです 距離にして114km 健脚の人なら24時間でも歩ける距離ですが この歩行会の本来の目的は何なのでしょう 苦しみや痛みではなく 楽しみや語らいでしょう 歩くことと、飲むことと、語らうこと、が同列にあるのです 途中 滋賀県の木ノ本にある賤ヶ岳ユースで1泊というコース設定 いわば1泊3日 |
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1日目 桑名駅21時30分ぐらいの出発で 夜中中歩き通し 養老の滝辺りで朝を迎え 関ケ原を抜け伊吹山のすそをぐるりと歩いて 姉川など戦国時代の息吹きを感じながら 琵琶湖の最北端 木ノ本にある賤ヶ岳ユース・ホステルで一泊 本来の目的は ここで呑めや歌えのドンちゃん騒ぎの宴会をする事か! 宴会参加だけの連中が多いものだから 五回しか続かなかったんとチャうやろか なんてこったい!! |
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よく三日目 YHからひたすら北へ向い福井県に入り若狭湾を目指し敦賀の気比大社でゴール 記念撮影は毎回一升瓶をズラ〜〜と並べこんだけ飲んだよ!! こんな歩行会が長く続くわけがない 単なるのんべえの集まりだって事で 例のごとく尻切れとんぼで終った歩行会でした その志を今でも引きずっているのが余呉湖一周歩行です ヤッパ懲りない連中であります |
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参加者には お酒の等級の様に 完歩回数によって 大吟醸 吟醸酒 特級酒 一級酒 二級酒 と格付けし 宴席のみの参加者には 般若湯 80過ぎてからも 各地の歩行会に参加され 健脚を披露された 豊島武市さんには 特別に阿闍梨の称号を差し上げました。 この参加者ボードは 賎ヶ岳YHに 長く掲示させて頂いていましたが YH閉館の際 中村さんちにて引き取り 現在 面白荘にて 保管させて頂いております。 |